■建築研究資料 |
No.164号(2015(平成27年)2月) |
<概要> | |||||||||||||||||||||||||
本資料は、国土交通省により平成20年度より実施されている「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」(平成22年度より「住宅・建築物省CO2先導事業」に改称)において、平成22年度第1回から平成24年度第2回までの計6回の公募(平成23年度第3回 特定被災区域部門を除く)で採択された案件を中心に、導入されている技術・取り組みの内容をさまざまな切り口で分析し、とりまとめたものである。 序では、住宅・建築物省CO2先導事業の概要について、事業の目的、評価の流れと評価の実施体制、採択結果の概況などについて記載した。 第1章では、採択案件を分析し、提案されている省CO2技術や取り組みの傾向把握を行った。ここでは、モデル性の観点から技術を分類した技術マップ、建物用途等の建物の特性と導入技術に関する傾向分析、モデル事業の採択案件で見られた特徴的な取り組みについて、それぞれとりまとめた。 第2章では、採択案件で採用されている個々の技術を、類型化して整理した。非住宅、住宅それぞれについて、設定した分類に従って取り組みの具体例を挙げながらその内容に関する説明を提案者が記載した申請書類等の記述に基づいて編集した。 第3章では、採択された78件(うち2件で取り下げがあった)の提案について、概要を掲載している。各提案の「提案概要」、「事業概要」、「概評」は建築研究所で記入し、「提案の全体像」、「省CO2技術とその効果」については建築研究所からの依頼により提案者が記載したものを取りまとめた。 最後に付録には、住宅・建築物省CO2先導事業評価委員会から出された計6回の公募における評価結果の総評について掲載した。 1)独立行政法人建築研究所 2)独立行政法人建築研究所 (専門研究員) 3)独立行政法人建築研究所 (交流研究員) 4)金沢工業大学(当時独立行政法人建築研究所) 5)国土交通省国土技術政策総合研究所(当時独立行政法人建築研究所) | |||||||||||||||||||||||||
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