■建築研究資料

No.168号(2016(平成28年3月)(2016(平成28年)3月18日一部修正:正誤表

型わくの取り外しに関する管理基準の検討


棚野博之・鹿毛忠継・宮内博之・土屋直子 桝田佳寛・中田善久
大塚秀三・佐藤幸惠・野口貴文 吉岡昌洋・蓮尾孝一・唐沢智之
河野政典・高橋祐一・安田正雪

国立研究開発法人建築研究所

建築研究資料No.168号

P337


<概要>
 コンクリート工事におけるせき板の取り外す時期は、告示によってセメントの種類や気温等によって定められている。しかし、低発熱形のセメントが規定されていないことや、取り外し時期の判断の基準が、日数とコンクリートの強度だけであり、その他の方法が規定されていない。本報告は、せき板の取り外しに関する合理化と多様なコンクリートへの対応を目的として、第T編では以下の調査および実験を行った結果を記す。
(1) 構造体コンクリート強度と標準養生、現場水中養生および現場封かん養生した管理用供試体の強度発現の比較検討
(2) 積算温度などを用いたコンクリート強度の推定手法および管理方法の検討 第U編では、これらの調査および実験の結果を基に、コンクリートの温度の測定方法や積算温度の算出に必要な各種係数、判定基準などを含む、せき板の取り外しに係わる積算温度を用いた管理要領(案)を記す。


表紙・はしがき・概要・目次 538 KB
第T編
1.序論 535 KB
2.実験概要 5,758 KB
3.実験結果および考察 38,453 KB
4.まとめ 614 KB
第U編(2016(平成28年)3月18日一部修正) 516 KB
付録 12,362 KB
謝辞 308 KB
全文(2016(平成28年)3月18日一部修正) 55,830 KB


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